2023年11月22日、東扇島西公園にタチウオを狙って釣りしてきました。タチウオが釣れたので思ったことをまとめました。
東扇島西公園のタチウオの釣果は?
↓左上のタチウオが私が持ち込んだタチウオです。
リアルタイム西公園情報
— S・K 髭オヤジ《勇竿スタッフ》 (@QKL8j35ImXpcih8) November 22, 2023
11月23日 8時 北風2m
水温17度 釣り人約120名
🐟釣果報告🐟
水曜の夜、先端周辺にてF4太刀魚の釣果報告が売店に届きました。
ありがとうございました。
先端での夜通し釣行では、太刀魚・アジ・サバ・メバルの釣果報告を頂けましたが、数は少なかった様です。 pic.twitter.com/2sestCsvaO
夜の7時〜25時までどじょうテンヤを投げ続けて、1尾のタチウオが釣れました。
釣れたのは夜の23時頃。
BI値としては普通ですね。高くもなく低くもなくというところです。
ダイソーのテンヤ4号と勇竿さんの冷凍どじょうを使いました。
エサははキビナゴでも良いと思うのですが、キビナゴは5頭ぐらいすると身がきれてしまうので面倒です。
どじょうは一 度つければその日中使うことができるので安心感が大きいのでどじょうがお気に入りです。
Anglersの釣果情報を見ていると、
・電気ウキ
・テンヤ
・ハードルアー
・ソフトルアー(ワーム)
なんでも釣れています。
東扇島西公園のタチウオが釣れるポイントは?
先端に近いほど良い
釣りは何でもそうですが、東扇島西公園では特にポイント確保が大事で、シンプルに先端に近いほど良いです。
先端に行くほど深くなり、根が少なくなっていきます。
先端に方位計という場所(上図の青色箇所)があるのですが、ここは非常に浅い&根掛かりが酷いため、釣りが難しいです。
テンヤを投げたり、足元にサビキを落とすと数秒で着底してしまうので、水深数メートルしかないんじゃないかと思います。
あまりタチウオが留まってくれそうな気がしません。
方位計から先端に向かうと、急に水深が出てきます。(上図の青と黄色の境目)
タチウオを狙うなら、少なくとも水深が出てくるところより先端側で釣りをした方が良いです。
また、そこから根が少なくなり、テンヤやルアーを着底させても根掛かりしなくなります。
また、水深があることでベイトが溜まりやすくなってる気がします。アジは深いエリアの底で釣れます。
先端付近を確保するには?
先端を確保するのはほぼほぼ不可能です。常連さんが仲間内で回してるので、一見さんに回ってくることはありません。
(風が強い日や雨の日などは常連さんも帰るのでチャンスはあります。)
先端は無理なので、先端付近を確保したいのですが、次の時間帯に空きができます。
・朝マヅメ後 10時〜11時頃
・夕マヅメ後 7時〜8時頃
シンプルに先端に近いほど釣れるように見えるので、一度釣り座を設けても、先端付近が空いたらどんどんそっちに移動して行った方が良いです。面倒ですが、その面倒は釣果に影響する気がします。
先端でも釣れない時は釣れない
ただし、先端付近に入れたからといって、タチウオが釣れるわけではありません。先端付近の人もタチウオがいない時は誰も釣れないからです。先端付近の人たちが誰も釣れてないのを何回も見たことがあります。
また、先端付近に入れなかったからといって、タチウオが釣れないわけでもありません。先端付近以外でもタチウオが釣れたのを見たことがあるからです。
東扇島西公園のタチウオが釣れる時期は?
東扇島西公園は東京湾奥という釣りエリアに位置しています。
東京湾の入り口にある「うみかぜ公園」が釣れ始めて1ヶ月ぐらいしてから、東扇島西公園の方にもタチウオはちょこちょこと入ってくるようです。
東扇島西公園までタチウオがまとまって入ってくるのは、15度ぐらいまで気温が下がったタイミングな気がします。秋でも20度以上が続くような時は日中暖かいですよね。そのような状況ではあまりタチウオが入ってこない気がします。
気温がちゃんと下がる秋の真ん中〜晩秋にかけてが東扇島西公園のタチウオの最盛期ではないでしょうか。
東扇島西公園のタチウオが釣れる時間帯は?
時間帯は夕マヅメの16時半〜18時が一番良いようです。
(私は夕マヅメに先端付近に入ったことがないので、聞いたりアングラーズを読んでの話ですが)
ただしその時間の先端付近に入るには午前から行って空くのを待つ必要がありますよ。
夕マヅメ以降は1〜2時間置きにタチウオが回ってくるようですが、あまりまとまったものではなく、単発って感じです。夜の1時くらいまで粘れば1回は当たりのようなのがあると思います。
東扇島西公園のタチウオ釣りから学ぶ
(タチウオをテンヤで2匹しか釣りあげたことがない私が言うのも何ですが・・・。)
タチウオのテンヤの合わせ方は?
タチウオをテンヤで釣る時は合わせは不要です。いわゆる向こう合わせというやつです。
釣れるタチウオが ゴンっ! といきなり食ってきます。ゴンっ! で勝手にかかってくれるので、あとはバレないようにゴリまきです。
問題は、当たりはあるけど掛からない or 掛かってもバレる時ですよね。ゴツゴツと当たりがあるような時です。
こういう時にやりたくなるのが、
・アシストフックをつける
・スローに誘う
なのですが、あまり効果的ではない、むしろ逆効果だと考えています。
タチウオの咥えが甘いから掛からないのであって、アシストフックをつけても掛からないものは掛からないです。また、アシストフックがメインフックの邪魔をする可能性があり、バレやすくなる気もします。
これは好みであってあまり釣果には影響しないと思います。アシストフックがあった方が安心な人はつけたらいい程度かと思います。昔の人はアシストフックなんか使ってなかったわけですから。
また、食いが渋いからテンヤを軽くしてスローに誘うというのは妥当な思考なのですが、そうすると余計に食いが渋くなると考えています。
なぜなら、スローにするとタチウオは確かに食いやすくなるのですが、食を誘発する刺激が弱くなる&見切られやすくなります。(普通、天敵が近づいてるのに動かないベイトなんかいませんよね?)この状態が典型的な食いが渋い状態です。つまり、食いが渋い状況は自らが作っているということです。
私自身が軽いテンヤを使ったら当たりはあるけど乗らないという経験が増えました。そのため、むしろ食いが渋い時こそ、食を誘発するためにリアクションバイトを誘うようなキビキビした動き、またはナチュラルな動きが必要だと今は考えるに至りました。
そして、そういう食わせ方をしていると、ゴンっ!と食ってくるので、合わせは不要です。
タチウオの食いが渋い時の対策は?
東扇島西公園の11月の夜はたくさん電気ウキが浮かんでいます。誰も釣れてない時はどこからともなく「今日は渋いなー」という声が聞こえてきます。
こういう時は何が起きてるのでしょうか。まず、次の2つに大別されます。
・そもそもタチウオがいない
・タチウオがいるけど渋い
そもそもタチウオがいない可能性もあります。特に秋の始め頃、まだ温度が夏のような状態ではタチウオが東扇島西公園までやってきてないかもしれません。こういうう時は諦めるしかないですね。
タチウオがいないのにエサを変えたり、仕掛けを変えたり、タナを変えたりしても釣れることはありません。タチウオがいない可能性もあると頭に入れておくことで、精神的なダメージが緩和されるでしょう。
タチウオがいるけど渋いという場合は、次の2つがあります。
・いるけど数が少ない
・いるけどサイズが小さいから掛からない・のらない(F3ぐらいまでしかない)
東扇島西公園にまとまった数のタチウオが入ってくるのは1シーズンのうち数回ぐらいしかないようです。こういう時は毎投当たりがありイージーに釣れる超ラッキーな状況です。アングラーズで公開してくれてる釣果情報を見て、そういう投稿があれば翌日足を運んで先端付近に夕マヅメに釣り座を確保できれば、タチウオをゲットできる可能性はかなり高いと言えるでしょう。
そうでないシーズン中、基本的には「東扇島西公園はタチウオは釣れるけどイージーに釣れる釣り場ではない」と考えた方が良いです。タチウオを狙ってる人は多いですが、釣れてる人の方が圧倒的に少ないです。
さて、いるけど数が少ないとかサイズが小さいというときの対策ですが、私には分かりません。一つ言えることは、早くアワセない方が良いということです。早くアワセてもすっぽ抜けるか途中でバレて「食いが渋い」という発言をするのがオチです。
・電気ウキの場合はしっかりウキが沈み込んで上がってこなくなるまで
・テンヤの場合はしっかり食い込んで重みが乗り切るまで
待つのが良いと思います。
そういう反応をするタチウオじゃないと、釣れないんじゃないかな〜という印象です。
それ以外のツンツンするような当たりのタチウオを掛けて釣るのは相当難しいと考えています。
まとめ:東扇島西公園のタチウオ釣りは運ゲー
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 東扇島西公園でタチウオを釣りやすいのは先端付近である。
- 先端付近は水深があり根が少ないため釣りやすく、タチウオも泳ぎやすい(と思われる)から。
- 先端付近に釣り座を確保するには、朝マヅメ後の10時〜11時頃、夕マヅメ後の20時〜21時頃が空いてることが多い。
- 先端付近でも釣れない時は釣れない。
- タチウオがそもそもいない可能性もある。
- 食いが渋い時はタチウオの数が少ないか、サイズが小さい(と思われる)。
- そういう時は食い込むまで待ってから合わせよう。
タチウオの釣果をAnglersで見ると、私も行けば釣れる!と思うのですが、そう甘くないです。高確率で釣りたかったら、よく釣れてる翌日に会社を休んでいくぐらいすれば高確率で釣れる気がします。
Anglersで「1匹釣れました」という人が数人いるような状況では、イージーに釣ることはできないと期待しすぎないで行った方が良いです。
たくさんの釣り人がいますが、タチウオを釣ってる人は数人しか見かけないので、タチウオが釣れるかどうかは運次第と言えるでしょう。仕掛けやエサなんかにこだわる必要はそこまでありません。
以上です。