飛行機にヘアオイルを持ち込む際は、航空会社の規定に従う必要があります。
・国内線では、1人1容器あたり500mlまたは500gまで機内持ち込み可能です。
・国際線では、1人1容器あたり100mlまで機内持ち込み可能です。
本記事では、飛行機にヘアオイルを持ち込む際のルールの概要を、簡潔かつわかりやすく説明しています。
飛行機 ヘアオイル/手荷物で持ち込みはできる？
飛行機にヘアオイルを持ち込むときのルールは、「国内線」と「国際線」でそれぞれ異なります。
- 国内線
政府広報オンラインの「飛行機に乗るときの荷物 何が持ち込めて 何が持ち込めない？」で紹介されています。
国内線では、液体物は1人1容器あたり500mlまたは500gまで持ち込むことができます。後述しますが、ANA／JAL／スカイマークのいずれも同様の基準となっています。
- 国際線
国際線では、液体物は1人1容器あたり100mlまで持ち込むことができます。容器は100ml以下の容器に詰め替えて、透明のジッパー付き袋に入れておく必要があります。この袋は、1人1袋まで持ち込むことが可能です。
ヘアオイルは、液体物に分類されるため、このルールに従って持ち込む必要があります。つまり、1容器あたり100mlまで100ml以下の容器に詰め替えて、透明のジッパー付き袋に入れておく必要があるのです。
また、国際線では液体物の持ち込みには、さらに以下の条件があります。
- 透明のジッパー付き袋は、1人1袋まで持ち込むことができます。
- 袋のサイズは、20cm×20cm×5cm以内です。
袋はセキュリティチェックの際に、係員に提出する必要があります。
これらのルールを守らずにヘアオイルを持ち込むと、航空会社によって持ち込みを拒否される場合があります。また、持ち込みを許可された場合でも、機内での使用を禁止される場合があるので気を付けましょう。
なお、ヘアオイルの引火点が摂氏60℃を超える場合は、機内持ち込み・お預けともに可能です。引火点の確認ができない場合は、輸送をお断りされる場合があります。
ANAの国内線でのヘアオイルは持ち込み可能
ANAの国内線でヘアオイルを機内に持ち込むことは許可されています。
このような記載があるため、持ち込み可能と言えます。
下記に該当する化粧品類（主に身体、身だしなみを手入れするために使用するもの、清涼、芳香、洗浄、消臭、除菌効果のある嗜好品）は
飲み物や化粧水・香水など液体物の持ち込みはできますか。
1容器あたり0.5Lまたは0.5kg、1人あたり合計2Lまたは2kgまで機内持ち込み・お預かりともに可能です。
・ヘアケア用品：ヘアスプレー、ヘアトニック、育毛剤（液体、スプレー）、ヘアカラー、白髪染め、ブリーチ
JALの国内線でのヘアオイルは持ち込み可能
JALの国内線でヘアオイルを機内に持ち込むことは許可されています。
このような記載があるため、持ち込み可能と言えます。
■化粧品・香水・医薬品（非放射性のもの）
飲み物や化粧水・香水など液体物の持ち込みはできますか。
機内持ち込み・お預けともに可
※1容器あたり0.5kgまたは0.5リットル以下で、お一人さまあたり2kgまたは2リットルまで
スカイマークの国内線でのヘアオイルは持ち込み可能
スカイマークの国内線でヘアオイルを機内に持ち込むことは許可されています。
このような記載があるため、持ち込み可能と言えます。
化粧品類（スキンケア用品、ヘアスプレー、香水など）や医薬品類（虫よけスプレーなど）は条件を満たしたものであれば、機内への持込・お預かりともに可能です。 【化粧品類・医薬品類】
【国内線】化粧品は機内に持ち込めますか？
1容器あたり0.5kgまたは0.5L以下で、お1人様あたり2kgまたは2Lまで。ただし、ガラス製品や瓶などの壊れやすいもの、水漏れしやすいものは、お預けにならずに機内へお持ち込みください。
飛行機 ヘアオイル/瓶は持ち込みできる？
飛行機内に瓶を持ち込むことは可能ですが、液体を入れた瓶の持ち込みには航空会社や空港のセキュリティ規定に従う必要があります。基本的に、飛行機内に持ち込む液体は100ml以下の容量に詰め替えられた透明な瓶や容器に入れて、透明なジップロック袋に収める必要があります。このルールは、セキュリティチェックを通過するための国際的な航空機のセキュリティ規定です。
ただし、持ち込む瓶の内容物が規定外の場合や、その内容が航空会社やセキュリティ上の規制に違反する場合は持ち込みが制限される可能性があります。例えば、特定の液体や物質は厳格に制限されることがありますので、それらについては航空会社や空港の公式ウェブサイトで詳細を確認することをおすすめします。
液体物の持ち込みに制限がある場合
液体物の持ち込みに制限がある場合は、以下の対処方法があります。
- 持ち込みを避ける
液体物を預け入れ荷物にすることで、持ち込み制限を回避できます。預け入れ荷物は、航空会社の規定に基づいて、重量やサイズに制限がありますが、液体物の制限はありません。ただし、預け入れ荷物はセキュリティチェックの際に開封される可能性があるため、液体物は漏れないようにしっかりと梱包しておきましょう。
- 100ml以下の容器に移し替える
液体物を100ml以下の容器に移し替えることで、持ち込み制限を回避できます。100ml以下の容器は、1人1容器まで持ち込むことができます。また、容器は透明のジッパー付き袋に入れておきましょう。透明のジッパー付き袋は、1人1袋まで持ち込むことができます。
- 購入先で受け取る
液体物を購入先で受け取ることで、持ち込み制限を回避できます。一部の空港では免税店やショップで購入した液体物を、出発ロビーで受け取れるサービスを提供しています。このサービスを利用する場合は、事前に予約しておきましょう。
具体的には、以下のようなものが対処方法として考えられます。
- ヘアオイルを、100ml以下の容器に移し替えて、透明のジッパー付き袋に入れ、機内に持ち込む。
- ヘアオイルを、預け入れ荷物に入れ、機内に持ち込まない。
- ヘアオイルを、出発地で購入し、購入先で受け取る。
ご自身の状況やご希望に合わせて、最適な対処方法を選択してください。
液体物を預け入れ荷物にするときの注意点
液体物を預け入れ荷物にするときの注意点は、以下のとおりです。
- 漏れないようにしっかりと梱包する
預け入れ荷物はセキュリティチェックの際に開封される可能性があるため、液体物は漏れないようにしっかりと梱包しておきましょう。液体物はビニール袋などに入れ、さらにタオルや衣類などで包んでおくと、漏れや破損を防ぐことができます。
- 破損しやすいものは、機内に持ち込む
瓶や缶などの破損しやすい液体物は、機内に持ち込む方が安全です。預け入れ荷物で破損した場合、荷物が破損したり、液体が漏れて他の荷物に被害を与えたりする可能性があります。
- 航空会社の規定を確認する
航空会社によっては、預け入れ荷物にできる液体の量や重量に制限を設けている場合があります。ご利用の航空会社のウェブサイトなどで確認しておきましょう。
具体的には、以下の点に注意が必要です。
- 液体物の容器は、しっかりと蓋が閉まるものを使用してください。
- 液体物は、荷物の底や隙間に入れて、衝撃を受けないようにしてください。
- 液体物は、荷物の中身が見えないように、ビニール袋や衣類などで包んでください。
また、以下のようなものは預け入れ荷物にできません。
- 爆発物や火薬類
- 可燃性液体やガス
- 腐食性や毒性の強い液体
- 磁気性のある液体
液体物を預け入れ荷物にする場合、これらの注意点に気をつけて安全に持ち運びましょう。
まとめ：飛行機 ヘアオイル/ヘアオイルの持ち込みは航空会社の規則に従いましょうょう
飛行機にヘアオイルを持ち込む際は、ルールに従う必要があります。
国内線
- ANA／JAL／スカイマークともに1人1容器あたり500mlまたは500gまで可能です。
国際線
- 液体物は、1人1容器あたり100mlまで、100ml以下の容器に詰め替えて、透明のジッパー付き袋に入れておく必要があります。
- 透明のジッパー付き袋は、1人1袋まで持ち込むことができます。
- 袋のサイズは、20cm×20cm×5cm以内です。
- 袋は、セキュリティチェックの際に、係員に提出する必要があります。
これらのルールを守らずにヘアオイルを持ち込むと、航空会社によって持ち込みを拒否される場合があります。また、持ち込みを許可された場合でも、機内での使用を禁止される場合があります。
なお、ヘアオイルの引火点が摂氏60℃を超える場合は、機内持ち込み・お預けともに可能です。引火点の確認ができない場合は、輸送をお断りされる場合がありますので、ご注意ください。