本ページはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

スポンサーリンク

クワガタ・カブトムシ 都内

林試の森公園のカブトムシ・クワガタがいる時期や場所は?

林試の森公園の昆虫採集については、公式サイトのPDFを読んで、マナーを守って楽しみましょう。

2020年、親子で20回林試の森公園でカブクワを見つけに行きました!

林試の森公園は都心でクワガタ・カブトムシに会える超貴重な公園です。品川区と目黒区にちょうど半分ずつまたがっているのですが、クワカブがいるのは品川区側。(のちのポイントマップ参照)私は夏の週1くらいでクワカブを見つけに出かけます。今シーズンも終わりましたので、今年の記録を公開することにしました。来年、子どもを連れてクワカブ採集に行くときの参考になれば幸いです。

林試の森にカブトムシ・クワガタがいる時期はいつ?

2020年の発見データ

次の表は、クワカブを見つけた日付と数です。時刻は全日、20:00~21:30です。

 クワガタ♂クワガタ♀カブトムシ♂カブトムシ♀
6/5(金)5200
6/12(金)111 
6/15(金)1111
6/20(土)1202
6/22(月)1210
6/26(金)1101
7/2(木)0013
7/8(水)1023
7/10(金)0023
7/16(木)0201
7/22(水)0102
7/31(金)0011
8/14(金)0000
8/21(金)0000
9/2(水)2302
9/9(水)1300
9/18(金)0300
10/2(金)3300
10/16(金)1000

8月は旅行やらに行って、別のところで捕まえてたので、林試に足が向きませんでした。

山ほど見つかるということではないのですが、行けば1匹はクワカブのどちらかを見ることができるって感じになっていました。もちろん、クワカブがいつもいる木を知っているからなんですが・・・。

カブクワがいる時期は6月から10月中旬

上の表の通り、クワガタはなんと6月から見ることができました。下手したらGW明けぐらいからいるのかもしれませんね。6月の上旬に我が家で育てていたカブトムシの幼虫が羽化し始めたので、林試はどうかな?と思い見に行き始めたのが最初です。

林試にいるコクワガタという種類のクワガタは、越冬するため、温かくなったら地表に出てきます。6月5日いたので、「なんやもうおるんや!」と驚きました。そこから毎週、林試に子どもと通いました。

ほぼ途切れることなく、10月中旬までクワカブに会うことができるんです。凄いですよね、6.7.8.9.10と5ヶ月もいるんですから。子どもの頃はクワカブは8月しか採れないって思ってたので、10月でも見つけられることに驚きました。

コンスタントに見つけられるのは7月

7月は温度も上がってきて、カブトムシが出てき始めます。運が良ければ、カブトムシを配っているおじさんもいるので、会えたら大量にもらうことができます(笑

7月上旬~中旬はまだ夏休み前だからか、そんなにライバルは多くありません。いても1組ぐらいです。この時期が一番見つけやすいんじゃないかと思います。

私は7月が本番だと思っています。7月中旬でまだ真夏になっておらずそこまで暑くない時がいいです。暑すぎると虫も活性が下がるから、人間の見えるところに出てこなくなります。7月中旬はカブトムシが羽化して土から出てきて、活発に食事をし、後尾相手を求める時期だと思われます。この「活性」が高いという状況がとても大事なんです。

8月はライバルが増えて見つけにくくなる

8月に入ると、一気に見つけるのが難しくなりました。なぜなら、子どもたちが夏休みに入って、ライバルが増えるからです。特にお盆前までは、公園内に10組くらい網と虫かごを持った親子がいることもありました。話を聞いてみても、みんなあんまり見つけてなかったみたいです。

多分、人がずーーっと出入りしてるから、クワカブも警戒して隠れてるのかもしれません。もしくは、昼に採集されちゃってるかもしれませんね。

また、真夏は暑すぎてクワカブの動きが鈍くなるようです。8月は雨が降って気温が下がっている時が見つかりやすいと思います。

9月はカブトムシはいなくなり、コクワガタが多くなります

9月はコクワガタの季節です。お盆過ぎからカブトムシは減ってきます。カブトムシは短命ですね。9月に入るとカブトムシはいなくなります。その代わり、虫捕り親子もいなくなります。そうすると、クワガタが見つかりやすくなります。安心して出てこれるからでしょうか。ペアのコクワガタをよく見かけました。

10月でもまだコクワガタはいらっしゃる

季節外れのクワカブ採集です。が、なんと10月でもまだコクワガタを見つけることができました。もう完全に秋です。寒いです(笑 でも、クワガタっているんですね。いつもの木にいくと、クワガタがくっついています。

林試の森でカブトムシ・クワガタがいる場所はどこ?

これは2020年のデータです。
現在、季節・時期によっては立ち入り禁止になっている場合があります。
柵が設けられていたり、立ち入り禁止の看板がある場合は、入らないようにしましょう。

1.幼児コーナー近くの「アカガシ」

2.けやきのトイレ横自販機の向かいの大木

3.ベンチ近くの3本の大木

4.クヌギ林の根本がえぐれてるクヌギ

林試の森でカブトムシ・クワガタが見つけやすい時間帯は?

昼間に行ったことがないのですが、やはり日没後1時間くらいしてからがいいと思います。私はいつも20:00~21:30の間に行っています。昼間に見つけられるようなところは、もう虫取り少年に見つけられてしまってると思います。

林試の森でカブトムシ・クワガタを採集できるパターン3つ

1.(王道)樹液の出てる木を見つけて、木についているカブクワを発見

これが一番簡単に見つけられる方法です。樹液が出ている樹にしか、クワカブはいません。見事に。

公園内にはたくさんクヌギやコナラがありますが、樹液が出ている樹にしかほんとやってこないんですよね。わかりやすい生き物です。

私はいつも、樹液が出ているおきまりの樹を巡回しているだけです。毎回いる木に毎回いるし。いない木はいつ行ってもいませんね。

2.ランナーや散歩している人が拾ってくれる

7月頃、一番クワカブが活発に動く時期に多いのがこのパターンです。ランナーとか数人で散歩しているお姉さんが、子どもに「これどうぞ」って拾ってくれるんです。

大人1人だと近寄りがたいかもしれないですが、子どもと一緒だともらえます。中には、「服に着いてるのとってもらえませんかー」って、助けを求めてくる女性もいます。

あくまでも、クワカブが活発化する7月〜8月上旬のパターンですね。

3.道に歩いてたり、街灯回りに飛んでるカブクワを発見

これもクワカブの活性が上がっている7月に多いのですが、道を歩いているカブトムシが結構います。道の真ん中の時もあるし、道路と草むらの境目の時もあります。道路と草むらの土がモゴモゴ動いているので、掘ってみたらカブトムシだったことがあってびっくりしました。こんなところにカブトムシいるんだ!ってね。

外灯周りはごくごく稀にですが、います。でも街灯周りを翔んでるのはほとんどセミかカナブンですね。

林試の森にはどんなクワガタがいる?種類は?

私もずっと探しているのですが、林試の森にはコクワガタしかいません。

たまーに、ノコギリクワガタの頭部を見つけたりするのですが、
多分、誰かが家で飼ってたのが死んだから捨てたものだと思われます。

2020年、ノコギリを見たくて見たくて20回行っても、
一度もノコギリクワガタがいませんでした。
コクワガタしかいないので間違いないと思います。

どなたか、コクワガタ以外のクワガタの目撃情報があれば教えて下さいm(_ _)m

林試の森にはなんでクワガタ・カブトムシがいるの?

林試の森には由来でいうと、2種類のクワガタ・カブトムシがいます。

元々いた林試にいた土着のクワカブ

林試の森はもともと林業試験場という林だったそうです。タクシーの運転手さんによると、運転手さんが子どもの頃からクワカブがいたそうです。なので、元々林試にいた、ピュアなクワカブの末裔も多分まだいると思います。

誰かが逃がしたクワカブ

そして半分ぐらいはこれ、「誰かが逃がしたもの」だと思われます。というのも、毎年、逃がしている人(放虫している人)を目撃しているからです(笑

2020年も、夜に会った夫婦が逃がしに来ていました。虫かごもってたので、「夫婦で昆虫採集してるのかな~」と思って話かけてみたら、「放しに来たからあげるよ」とのことでした。

また、8月後半になってくると、親子がよく虫かごをもって放しています。また、クヌギのあたりに不自然な土やエサ穴つきの木が転がっているので、その辺の土を掘ってみると、幼虫がたくさん出てきました。放虫です。

他にも、毎晩会うおじさんによると、近所の人がカブトムシを飼っていて、300匹ぐらい逃がすそうです・・・。すごいですね。

林試の森のクワカブは品川産のではなく、いろんな人がいろんなところから入手してもうわけわからなくなっていると思われます。

林試の森でクワカブ採集のQ&A

夜の林試の森は危なくない?

親子でいけば全然大丈夫です。さすがに子ども1人はやめた方がいいですが。

林試の森は都会の公園なので、外灯がけっこうたくさんあって明るいです。一度奥さんを連れて行ったときは「こんな明るいんだね」って言ってました。また、奥深い森ってわけでもないし、クワカブのポイントも道路の脇なので、見えなくなることもありません。夏は特にランナーもたくさん走っていて、人通りもあります。

雨が降っててもクワカブは見つかる?

雨が降っててもクワカブは見つかります。見つけたことあります。むしろ、真夏は気温が下がって活動に適した状況になるので、クワカブに会いやすくなると感じます。もちろん、ザーザー降りならクワカブは土から出てこないですが、小雨ぐらいなら全然大丈夫です。

外灯採集・灯火採集はできる?

林試の森公園の街灯はLEDでかなり明るいです。そのため、外灯にクワカブは集まってきません。(クワカブが集まるのは昔ながらの水銀灯)ごく稀にですが、外灯周りをブンブン飛んでることもあります。基本は樹液採集です。

林試の森公園へのアクセスは?

自転車で来ている人が多い気がします。私は大崎に住んでるので、タクシーで行きます。山手通り沿いからなら、「かむろ坂を登ったところにあるローソン」で降りたら、すぐそこが林試の森公園です。武蔵小山駅まで電車かバスで行って歩いても徒歩5分くらいです。

おすすめの楽しみ方は?

ずばり、自分だけの秘密のポイントを見つけることです!お宝探しですね。私はここ3年くらい通っていますが、毎年新しいポイントを見つけています。

  • 去年はここにいたのに今年はいない。
  • 今年はこの木から樹液が出ている。
  • こんな木にもいるんだ!クヌギだけじゃないんだ!
  • こんなところにもいるんだ!

そんな発見が毎年あって楽しいです。上で私が知ってるポイントを紹介しましたが、ぜひ自分だけのポイントを見つけてください。それが一番楽しいです。

私は年を経るにつれて、自分の発見スキルが上がっているのを感じています。子どもが小さい時しか「行きたい」と言わないと思うので、一緒に行ってくれるうちに楽しみましょう♩

林試の森でクワカブ採集するときのマナー・注意点は?

林試の森公園は誰でもいつでも入れますが、管理されている公園です。
マナーを守って、いつまでもクワカブ観察を楽しめるように心がけましょう。

>>林試の森公園の注意書きを読みましょう

柵の中に入らない!

柵があるところには立ち入らないのが基本マナーです。

かつては入れた場所でも、時期や季節によっては柵がされており、
立ち入り禁止になっているところがあります。

  • 藪が深くて危険
  • 樹木の育成のため

などの理由で、柵は公園側が設置しているものですので、
柵の中には入らないようにしましょう。

木の根っこは掘らない!

林試の森公園のクヌギの根元を見ると、掘り返された後があります。
確かに根元にクワガタやカブトムシが隠れていそうな気がしますが、
掘ると樹木が傷つくので、掘らないようにしましょう。

樹木が傷ついてしまうと、クワガタやカブトムシの生息場所がなくなってしまいますね。

スズメバチ・ムカデ・ヘビなどの危険生物に注意!

公園内には、スズメバチやムカデ、ヘビなどの危険生物もいます。

カブトムシに夢中になるあまり、
木の裏側にいるスズメバチに気づかず、巣に近づいてしまうなど、
いつ・どこに危険生物がいるかわからないものです。
林試の森公園の中には、お目当ての昆虫以外の危険な生き物もいるということを知っておきましょう。

サンダルの時は深い藪に入らない。
深い藪に入りたい時は長ズボン・長靴を履いて、
足元に注意しながら入る。

など、自分の遊びたい場所に合わせた装備を整えて、安全に遊びましょう。

カブトムシ・クワガタ採集のおすすめ装備

写真は我が家がいつも持っていくものです。

  • 懐中電灯(必須)
  • 手袋(なくても良い)
  • 反射板(なくても良い)

服装は林試の森は道路が整備されているので、半袖短パンでもOKです。
我が家は蚊が気になるので、パーカと長ズボン・長靴で肌を隠していきます。
他の親子を見ていると、半袖短パン・サンダルが多いです。

懐中電灯(必須)

スマホのライトでは心もとないです。
ダイソーの100円のでもギリセーフですが、ちゃんとしたライトがあると見つけやすいです。

最後に

2020年の今年は数えるとなんと20回も林試の森に行っていました。林試の森を歩くのがちょうどよいリフレッシュになるので、毎週金曜日の夜は行ってましたね。

大人にとってはリモートワークで鈍ってる身体を動かす機会に。子どもにとっては自然を楽しむ身近な場所として、ぜひ林試の森でクワガタ・カブトムシを見つけて見てください。

-クワガタ・カブトムシ, 都内