天秤タチウオで有効な仕掛け
東京湾の天秤タチウオの仕掛けといえば、逆テーパー仕掛けが定番です。
夏タチ・湾奥・冬タチ、1年中逆テーパーでOKです。
針に近い部分が太いため、タチウオの鋭い歯で切られることがなく、じっくり飲ませて掛けることができるので、ヒット率がアップするのです。
船宿では逆テーパー仕掛けを推奨していますが、釣具屋さんには1種類しか置いていません。
釣具屋さんで見る唯一の逆テーパー仕掛けがヤマリア タチウオ逆テーパー仕掛 TSGT1Aです。
自作しない人は、これを買うか、船宿でも売っています。
自作の逆テーパー仕掛けけのタチウオ針はヤマリア?オーナー?
逆テーパー仕掛けを作る場合、針選びが重要です。
よく行く船宿の常連さんが使っているのが、このどちらかです。
一番人気はヤマリア タチウオ針 WHTです。
WHTは1月になるとお店から姿を消します。常連さんが買い占めるからでしょうかね。
そんな時、セカンドチョイスになるのが、オーナー太刀魚サーベルフックX ケイムラです。
どちらがいいの?
どちらも使っていますが、釣果に差はありません。お店に置いてる方、好きな方で良いです。
釣具屋ではWHTの方から売れているので、人気なのはWHTです。
しかし、実際に使ってみるとサーベルフックXでもWHTと同じように釣れましたので、問題ありません。
これ以外の針は?
店頭には、これら以外にもタチウオ用の針がありますよね。でも、逆テーパーに使われるのはWHTとサーベルフックXです。
その理由は、針が軽いからです。軽い方が、しゃくった時に舞いやすので、ゆっくりとフォールするので、タチウオにじっくりアピールできる=釣果に繋がりやすいのです。
WHTのパッケージには「業界最軽量 軽い針で餌が舞う」、サーベルフックXのパッケージには「中軸・軽量設計で食い込みが違う」と記載されており、どちらも軽量であることを訴求しています。
他の針は「軽量」という記載はありません。
ありません、が使ってみたら、多分釣れると思います。WHTとサーベルフックXがない場合は、他のタチウオ用の針でもOKと思います。
ただし、私は使ったことありません。ありませんが、そこまでシビアなものではないと思います。
WHTとサーベルフックXが良いという噂が流れているので、他の針が選ばれないだけだと思います。

針のサイズは1/0、2/0、3/0どれが良い?
1つだけ選ぶなら針のサイズは真ん中の2/0を選びましょう。東京湾のタチウオ天秤では2/0だけで問題ありません。
夏タチでアベレージが小さい時や、湾奥や冬タチでもアベレージがそこそこ(F3.5以上)あるが、活性が低い時は、1/0を使うのが良いと思います。
基本的にはどの時期でもまずは2/0を使ってみて、タチウオが小さいのばっかり釣れるときや、活性が低くてじっくり食わせないと掛からない時に1/0に下げます。
3/0は使ったことがありません。必要を感じたシーンがないからです。アベレージがドラゴンみたいなシチュエーションだと、2/0より3/0の方が掛かりやすいのかもしれません。

私はこのように、逆テーパー部分だけをたくさんストックしています。
1日で36本釣れた時は、7針ぐらい使いました。
あなたも逆テーパー仕掛けでたくさんタチウオを釣ってください。
以上です。