年明けからだんだん厳しくなってくる東京湾の冬タチウオ。2月22日の品川ひらい丸のタチウオ船で竿頭をとった時の攻略法をお伝えします。
冬タチウオは逆テーパー仕掛けでしっかり食わせる

東京湾の冬タチウオを攻略するには、逆テーパー仕掛けが必須となっています。
船宿の釣果情報を見ると・・・

船宿の釣果情報でも逆テーパー仕掛けが推奨されています。

東京湾の船タチウオシーンをリードする中山丸の釣果情報でも逆テーパー仕掛けの必要性が記載されています。
この日初めて逆テーパー仕掛けを自作して行きました。作り方はこちらの記事です。
逆テーパー仕掛けの大きなメリットが針に近い部分が太ハリスであり、ハリス切れの心配がないことです。それを活かした釣り方をすることが重要です。
それを活かした釣り方とは、タチウオにエサをしっかり呑ませるということです。
冬タチウオは夏に比べると当たりが少なくなるので、1回1回の当たりを逃さないことが大事です。
タチウオは1回当たりがあったら、しつこく食いついてきます。
今、タチウオが触ってるな〜と思ったら、動かすのをやめて、ゆーっくり巻くか、ゆーっくり竿をあげて様子を見ます。
派手なアワセをすると、エサ切れする可能性が高いので、アワセはしなくて良いです。
本当たりになったと確信した、もしくはゆーっくり竿をあげたら竿先が絞り込まれてタチウオが暴れてるのがわかった状態になるまで、アワセなくて良いです。

この釣り方は打率は上がりますが、エサを喉奥まで飲まれている確率も高いです。
それでも、太ハリスを使用している逆テーパー仕掛けならハリス切れの心配がありません。
F5のタチウオでもハリス切れはまずありません。
冬タチウオの貴重な当たりを逃さずにキャッチするために、逆テーパー仕掛けが向いているのです。
逆テーパー仕掛けを自作するのが面倒だという人は、市販の逆テーパー仕掛けを買って行きましょう。
冬タチウオは棚をぴったり合わせる

冬タチウオは棚を意識することが重要です。棚さえ合えば、仕掛けを置いてあげるだけで誘わなくても連チャンしてくれるのが冬タチウオの面白いところです。
・ラインマーカーで棚をとること
棚をぴったり合わせるために、まずはラインマーカーで棚をとるようにしましょう。電動リールの表示は実際とはずれています。冬タチウオは50cm以内のズレしか許されないと考えてください。
・船長の指示棚に合わせること
ラインマーカーで棚ををとることができるようになったら、船長の指示棚にぴったり合わせるようにしましょう。
ただ、船長の指示棚を攻めててもまったく当たりがない時間が1時間以上続くのが冬タチウオの厳しさです。そういう時は、指示棚を超えて探ってみるのが良いです。
そしたら食い気のあるタチウオの棚が見つかることがあります。
・アタリが出た棚を次も攻めること
また、一度タチウオのアタリが出たら、その棚を覚えておきましょう。私は電動リールのmemoボタンを押して、棚を正確に記憶しました。そして、次のターンでも棚をぴったり合わせるようにしました。そしたら、冬タチウオでも連チャンしましたよ。狙った棚についた瞬間にアタリが出るのは快感です!
冬タチウオはフリーフォールで食わせる
他の人のブログを見ると、冬タチウオはノーテンションフリーフォールという誘い方が有効なようです。
ノーテンションとついていますが、いわゆるフォールだと思います。
しゃくってエサをフォールさせるのですが、強めにしゃくらないと天秤仕掛けのエサはフォールしません。
ゆっくりしゃくっても、ただエサは上下するだけです。
アオリイカのエギをしゃくるようにピュッと鋭くしゃくることで、エサがふわふわ漂いながらフォールしてくれるようです。
このしゃくり方がどこまで有効なのかは分かりません。
リールを巻かずに=タナを変えずに2〜3回フォールさせます。そして当たりがなければ50cmほど巻き上げて、また2〜3回しゃくるの繰り返しです。
まずはタチウオにエサを咥えさせるのがノーテンションフリーフォールの目的です。
咥えてさえくれれば、あとはひたすら待つでも良いし、リールを巻かずにゆーっくり竿を上げ下げして、タチウオが仕掛けを飲み込むのを待ちましょう。
※しゃくり方より棚を見つける・合わせることのほうが大事なのは間違いないです。
私が使ってるロッドとリールは下記です。エントリーモデルでも余裕の竿頭です♪
