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魚釣り

東京湾タチウオ天秤のおすすめの仕掛け、リーダー、ロッド、オモリ

船からタチウオを狙う方法はテンヤ・メタルジグ・天秤などがあります。天秤は初心者でも数が狙える人気の釣り方です。この記事では、タチウオを天秤仕掛けで釣る方法をお伝えします。

タチウオ天秤の釣り方 超重要な3つのポイント

3つのポイントだけで十分釣れます!

タチウオ天秤が初めての人でもこの3つを押さえておけば、まず坊主になることはありません。
ポイント1.エサをまっすぐつけること。
ポイント2.ラインマーカーを見て指示棚にテンビンを合わせること。
ポイント3.ゆっくり動かすこと。

明日初めてタチウオ天秤に行くという人は、ポイント1とポイント2は絶対に押さえておく必要があります。

ポイント1.エサをまっすぐつける

とある釣り名人曰く、エサ釣り全般で最も大事なことが、エサの付け方だそうです。

タチウオ天秤では船宿からコノシロの切り身を配られることが多いと思います。

コノシロの切り身を、タチウオ針にまっすぐになるように付けましょう。

具体的にどうやるかは、Youtubeにたくさんアップされています。

まっすぐにさせたかどうかは、見た目で判断するのではありません。

海中に仕掛けを落として動かしてみたときに、エサがぐるぐる回転しなければOKです。

ポイント2.ラインマーカーを見て指示棚にテンビンを合わせる

タチウオは特定の水深に群れで泳いでいます。船長が「底から3m〜5m」とか「50~40mです」とアナウンスしてくれるでの、その層にあなたの仕掛けを置く必要が絶対にあります。

タチウオがいないところで釣っても意味ありませんからね。

そして、自分の仕掛けの水深を把握するときは、ラインマーカーで測るようにしてください。電動リールやカウンターリールにも水深が表示されますが、実際とは何メートルかはずれが生じます。

どの船に乗っても、水深はラインマーカーで測るようにと言われます。

ポイント3.ゆっくり動かす

ポイント1とポイント2が押さえれていれば、タチウオの機嫌さえ良ければ動かし方は特に気にしなくても食ってきます。誘い方・しゃくり方の重要性は低いです。

誘い方・しゃくり方に関しては「ゆっくり・軽く動かせば良い」と知っておいてください。タチウオは捕食が得意ではないので、早く動かしてしまうと、タチウオの視界から外れてしまいます。

タチウオ天秤のリーダーについて

タチウオ天秤ではショックリーダーは不要です。あっても問題はありませんが、MUSTではありません。

私は常に道糸のPEラインと天秤を直結してますが、その部分で切れたことはありません。

船宿の貸竿でやっていたときも、スタッフさんはPEラインと天秤を直結していたので、プロ的にも問題ないと考えているようです。

具体的な結び方はこの動画の結び方で良いです。

タチウオ天秤に使用する仕掛けについて

仕掛けの種類

針の本数

タチウオ天秤に使用する仕掛けは針の本数で1本針仕掛け、2本針仕掛けに分けられます。

基本は1本針を使用します。2本針を使ってる人は見たことありませんし、船宿によっては1本針に指定されているので、1本針を使うと思ってください。

ハリスの組み合わせ

また、針の本数とは別にハリスの組み合わせで通常の仕掛け、逆テーパー仕掛けに分けられます。

ほとんどのタチウオ仕掛けはハリス部分は一様な太さとなっています。それが通常の仕掛けです。通常の仕掛けでも問題なく太刀魚は釣れますので、初心者の人は仕掛けの種類を気にする必要はありません。

通常の仕掛けに使い慣れてきて、タチウオを釣り上げる本数も増えてくると、タチウオに仕掛けを噛み切られることが気になるようになります。そこで登場するのが逆テーパー仕掛けです。逆テーパー仕掛けは2020年以降、東京湾の天秤タチウオで盛んに使われるようになった仕掛けで、船宿によっては推奨されています。

逆テーパー仕掛けとは、針に近い部分に太いハリス(太い糸)を使うことで、タチウオに糸を切られないように対策した仕掛けです。また、太い糸にナイロンライン、針は軽量なものを選ぶことで餌がふわふわ漂いやすく、タチウオに食わせやすいような工夫が見られます。

逆テーパー仕掛けは種類は少ないですが市販されています。ヤマシタの逆テーパー仕掛けが有名です。

そもそもテーパーとは、先端に向かっていくほど細くなる形状のことです。逆テーパーとは、先端に向かっていくほど太くなる形状のことです。船宿によっては単に「テーパー仕掛けの準備を!」とブログに記載していることがありますが、その場合でもタチウオ天秤においては逆テーパー仕掛けを指します。

逆テーパー仕掛けについて

逆テーパー仕掛けは何故良いのか?

私が逆テーパー仕掛けを使ってみようと思ったのは、市販の1本針を使っていて4連続でハリス切れを経験したからです。これは、神の思し召しだったのかもしれません。

ハリス切れの原因としては、あわせのタイミングが遅いため、ハリス部分まで飲まれていることです。そのため、あわせのタイミングを上達させ、上アゴor下アゴにかけられるようになれば、ハリス切れはないでしょう。

しかし、そこが天秤タチウオの難しいところです。あわせのタイミングが遅いことは分かったとして、今度は早くあわせると、エサ切れまたは単に掛からない(すっぽ抜ける)という事態が起きます。

タチウオを効率よく釣るには、
・エサ切れやすっぽ抜けがないよう、じっくり待ってから掛けれること
・飲まれてもハリスが切られないこと
を実現できれば良いのです。

それを目指して使われるようになったのが、針に近い部分に太ハリスを使用する逆テーパー仕掛けです。

逆テーパー仕掛けの手に入れ方

では、逆テーパー仕掛けをどう手に入れたら良いのでしょうか?

釣具屋で買う

上州屋やキャスティングなどの釣具屋で見られるのがYAMASHITAの逆テーパー仕掛けです。これ以外は見たことがありません。

船宿で買う

船宿によっては逆テーパー仕掛けを販売しているようです。予約時に取り扱っているか確認してください。

自作する

逆テーパー仕掛けに必要な材料を買って、自分で作るという方法があります。自分で作った仕掛けで釣るという魚釣りの醍醐味が味わえます。また、1仕掛けあたりの単価は既製品を買うより安く仕上げることができます。

自作の際、ハリスの長さやラインの種類・太さは市販の逆テーパー仕掛けをマネすると良いです。

具体的には、太ハリス部分=チモトはナイロンラインの12号を10cmになるようにします。細ナリス部分=メインはフロロラインの4号を2.4mになるようにします。

逆テーパー仕掛けを自作する手順

自作のために次のものを揃えましょう。
・ケン付きタチウオ針(2号程度)
・太ハリス(ナイロンライン14号程度)
・細ハリス(フロロライン4号程度)
・スナップ(適当な大きさ)

ケン付きタチウオ針

タチウオ専用の針を使います。ケンという、魚の切り身えさがずり落ちないような返しがついてるものを選びましょう。タチウオ用の針は基本的にケン付きです。

重要なポイントは軽量と書かれた針を選ぶことです。下記のヤマシタ、オーナーのものが人気です。

東京湾では逆テーパー仕掛けがかなり流行しているので、釣具屋に行っても売り切れていることがあります。AmazonでもヤマシタのWHTは入荷待ちとなっていることがあります。見つけたら買っておいた方が良いです。

逆テーパーに適した計量針は売り切れのこともある...

なぜ軽量が良いかというと、エサがふわふわ漂ってくれて、タチウオへのアピールがよく、食いつきが良いそうです。

ケン付きタチウオ針はこれら以外にも、ダイワやGamakatsuもありますが、太くて重いようです。できれば上の2つのいずれかが良いでしょう。

太ハリス(ナイロンライン)

針に結ぶ太い部分にはナイロンラインを使うのが良いようです。

ナイロンラインはタチウオの鋭い歯による傷に強く、飲まれても切られることが少ないようです。フロロラインだとスパッと切れてしまうことがあるようです。

ナイロンラインはたくさんの商品がありますが、下記が安価で評価も高いです。これの12〜14号(50LB〜60LB)を買えば良いです。

細ハリス(フロロライン)

細ハリスの部分には、細くても強度を保てるフロロラインが使用されます。

ハリス用フロロラインで人気なのが魚に見えないピンクフロロです。これの4号を買えば良いでしょう。

スナップサルカン

天秤に取り付けられるように、スナップサルカンを結んでおきましょう。

スナップサルカンはローリングスイベル等の名前でも販売されています。10kg以上の強さがあれば問題ありません。

タチウオ天秤で20本以上釣るポイント

タチウオ天秤に使用するオモリについて

オモリの種類

オモリの種類は形で決まります。天秤仕掛けの場合、胴突オモリと呼ばれる縦長型のオモリが一般的です。胴突オモリは50m以上の深場に対して水の抵抗を受けにくく、素早く・まっすぐ沈んでいきやすいからです。

オモリの号数(重さ)

何号を用意するかは、船宿に確認する必要があります。電話して聞いてください。東京湾では横須賀市の沖合がタチウオのポイントですが、60号〜80号が指定されていることが多いです。オモリは安いので良いです。

タチウオ天秤で20本以上釣るポイント

タチウオの機嫌が一番大事です!

タチウオの機嫌が一番大事

数がどこまで伸ばせるかはタチウオの機嫌に左右されます。

タチウオの機嫌が良いときは船全体の釣果が伸びます。そういう時に自分がしっかり釣りを継続できれば、20本は容易にクリアできるでしょう。

一方、タチウオの機嫌が悪いときは、船の他の人も10本ぐらいのことあります。なかなか自分だけが圧倒的な数という風にはなりません。タチウオの機嫌が悪いときはどんな誘い方しても、どんな仕掛け使っても2時間反応がないということもあります。

行きつけの船宿の釣果情報を見れば、最近のタチウオの機嫌は分かります。数を釣りたい人は釣果が良い時を逃さないようにしましょう。

おまつりしない

・おまつりすると、時間を大幅にロスする。
・おまつりすると、テンビンさえロストする可能性あり。
・おまつりすると気持ちが下がる。
おまつりを起こさないように注意しましょう。

そのためには、隣の人の仕掛けを見る必要があります。自分の仕掛けを海に投入するときに、隣の人より少し先に投げ入れることで、ほとんどお祭りしなくなります。

また、できるだけ釣り糸がロッドの先端から常に真下に垂れていくようにしてください。斜めになっているときは、糸が出ていくのを止めると、自然と自分の真下に糸が戻ってきます。

早アワセしない

テンビンの難しいところは、アタリがあるけど、ノセるのができないことが多いです。釣れるときは、割と簡単にノセることができます。

ノセることができないときに、もたれてるときに慌ててアワセてもすかしてしまいます。(すっぽ抜けてしまいます)

初心者のうちは竿先が明確に持っていかれる本アタリがあるまで、我慢して誘い続ける方が良いです。

タイミングを見計らってうまくかけるのが天秤釣りの醍醐味であり、経験によって明確に差が出るところです。テンビンタチウオの面白いところですね。

以上です。

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